PRUMへ入社するために、地元沖縄から上京してきたエンジニアの関さん。
成長意欲の高いメンバーの中でも、成長度が恐ろしいと言われている若手エンジニアです。いずれ「システム開発事業部全体を牽引する存在に」と社長からも期待されている彼がエンジニアとして日々どんなことを感じているのか。
爆速成長の理由がわかる記事です。
法律を学んでいた大学時代、就職を考えてプログラミングの道へ

── PRUM入社までの流れを教えていただいてもよいでしょうか。
地元沖縄の大学で法律学科に在籍していました。今とはまったく関係のない文系です。
そんな自分がITに出会ったきっかけは、1冊の本に出会ったことなんです。就職を考えた時に何になれば良いかわからなくて本屋さんで仕事に関する本を探していました。
『10年後、君に仕事はあるのか?』という本で、要約するとプログラミングと観光業は今後伸びていく、銀行や窓口業務のようなものは衰退していくと書いてありました。観光かプログラミングであればプログラミングがよかったので、すぐスクールに申し込み、そこがエンジニアのスタートになりました。大学4年生の4月です。
スクールは初歩的なもので2カ月という短期間でしたが、チーム開発も行なえて割としっかり教えてくれる良いスクールでした。
そこから就職活動をして沖縄のシステム開発会社に内定が決まり、翌年の4月から入社という流れです。
入社後は既存の大きなサービスの運用保守をやっていたのですが、半年ぐらい経って東京に行きたいと思い始め、ずっと東京での仕事を探していました。
結局、1年3カ月ほどでその会社は辞めて、とりあえずフリーランスとしてスクールの講師だったり人づてで仕事をもらったりしていました。
そこからPRUMに入社するというのがざっくりとした流れなんです。
身近だった観光より、プログラミングに興味を持った

── なるほど。最初まで巻き戻すと、まず観光とプログラミングという選択肢で、沖縄にいたら観光の方に引かれませんでしたか?
そうですね、自分でもよくわかっていないんですけど、正直沖縄に興味がなかったみたいな感じはあります。
プログラミングに関しては高校の授業で触れる機会があり、何かを作るのは面白いという経験があったのでやってみようと。
── 高校で少し経験したものの、大学時代は法律系ということで、そちらの道は考えなかったのでしょうか。
考えてましたね。インターンシップも弁護士事務所で、そもそも大学に入る理由が弁護士を目指すことでしたが、授業が全く楽しくなかったんです。
── 興味を持っていたけど、実際勉強してみたらあまり自分の好きな方じゃなかったんですね。それで地元のスクールに通ってプログラミングの勉強を始めたとの事ですが、そこでは具体的にどんなことを勉強したのでしょうか?
html/css、JavascriptでサーバーサイドがPythonですね。ただその時はPythonを何も知らなくて、チーム開発もあったんですけど、他の人にお願いして自分はhtml/cssの部分をずっとやってました。
フロントって目に見えて出来ているか否かが分かるじゃないですか。それがめちゃくちゃ達成感があって、これが仕事になったら面白いなと思ったんですね。
── 元々はフロント側なんですね。でも今のPRUMだとバックエンドが中心ですよね?それはどこのタイミングで?
バックエンドを始めたきっかけもあります。元々フロントでやりたかったので就職活動もフロントの会社にずっと応募してはいたものの、当時周りに募集をしている会社がほとんどなかったんです。
諦めかけていた頃に、以前の会社から声がかかり、そこもバックエンドなんですけどプログラミングができるからとりあえず良いかと入社したんです。その時の研修で初めてがっつりバックエンドを触りましたがそれが結構楽しかったんですね。データの受け渡しとかでフロントとは別の達成感があって、好きになっていきましたね。
技術レベル、環境などを求めて東京に憧れ

── 入った会社でバックエンドを経験して面白さに気づいたんですね。その時はまだ沖縄の会社ですよね?東京に行きたかった理由を聞いてもいいですか?
まず、エンジニアに限らず、東京で仕事をしてみたかったんです。沖縄は車社会なので電車で出勤したり、満員電車も面白いだろうなと思って。
あとは単純に、エンジニアで言えば技術が高かったり、人脈を広げたかったのもあって東京に行きたかったです。
── 人脈を広げたいのは、エンジニアとして成功しようみたいな感じがあったんですか?
そうですね。野心とか高めだったと思います。(笑)
東京の会社で就職しようと思って6社ぐらい受けて3、4社内定をもらいました。うちの1つがPRUMです。
── なるほど、当時のスキルってどれぐらいでしたか?
バックエンド、フロントで言うと両方一応触れる、作れるっていうのはありましたね。個人開発でも自分で1つのサービスを作ったりして、友達とも共同で開発をしてたんです。
あとは、沖縄でハッカソンというチームで開発を競い合うイベントに参加もしてたので、割と開発に関しては経験がありました。
志が高く、平均年齢の低いPRUMに一番惹かれた
── 経験者採用なんですね。3、4社内定が出ていた中で、関さんがPRUMを選んだ理由、他と違ったところを教えてください。
1番は前の会社と比較して年齢層が若かったことですね。 前の会社は平均年齢が40代前半で、自分が入社した年から新卒採用を始めたので、色々と聞きづらい環境だったんですね。
教える人も慣れていないので、結構バチバチになった時もあったんですよ。(笑)
そういう経験があったので、PRUMの若さに1番引かれましたね。
あとは自分は土日にも勉強をするのが好きなので、そういう友達も増えたらいいなと期待していました。
もう1つは、フルスタックエンジニアを目指していたので、フルスタックエンジニアの育成を掲げていることも自分に合っているなと思いました。
大きな開発案件で成長を感じることができる

── 東京に来てPRUMに入社して、今現在はCMで流れるような大きなサービスの案件に入っているとの事ですがエンジニアとしてどう感じていますか?
自信がつきますね。これを2年ぐらい頑張れば普通の人とは違うレベルに行けるんじゃないかっていうのは思います。
── 1つの案件をやってる中でも、自分が成長しているなっていうのはわかりますか?
そうですね、今はまだ技術的には成長している実感はそんなに湧かないですけど、お客さんとのやり取りだったりとか調査ですね。かなり規模が大きいので、 その調査力っていうのが試されるので割とそこは養われていってるのかなって思います。
── 調査ってどんなことでしょうか?
例えば、ここで不具合が起きてます。金額のズレが起きてますというところで、そこの原因はどこなのか、 なぜなのかっていうのを調べて報告するっていうのがあります。そういった調査でも、規模が大きいので難航することがあります。
現在、週7でプログラミング
── 大きい案件で、自分の成長が実感できるのは素晴らしいですね。あと、Geek Lab.に入っているとの事ですが、そちらもお話いただけると嬉しいです。
自分がこれまで触ったことのないツールが含まれてるので、それを理解したりキャッチアップに時間がかかってしまうのが大変ですが、そこを乗り越えれば勉強になるし楽しいっていうのはありますね。
詳しく言うと、JavascriptとTypeScriptがあって今はTypeScriptが主流で使われていて自分は避けてたんですね。ですがGeek Lab.ではTypeScriptを使っているので必然的に触らないといけない状況になっています。
── なかなか自分から進んで取り組めないけど、やらざるを得ない環境があるっていうのは実は恵まれていますよね。自分1人だと甘えもでちゃいますもんね。自己学習などはされていますか?
やってますね、プログラミングを始めた当初はとにかく楽しくて学習という意識じゃなくやってました。
今現在も結構やっていて、毎週日曜日は友達と池袋や新宿でやるっていう予定が組まれています。その友達も東京の会社に入っているので、そこで情報共有ができたりもします。
Geek Lab.は土曜日にやってたりしますね。一緒にペアの人がいるんですけど、オフィスに出社してやってたりします。
── 週6で会社に来てるんですか?!
土曜日出社は2週間に1回ぐらいで、自宅でもやります。
── ではプログラミングは週7ってことですよね??
そうですね、ずっと座ってますよね。(笑)
特別予定が入ったりとかしない限り、基本はそうです。
── 周りの社員が焦っちゃうぐらい成長がすごいとお聞きしているのですが、それは週7でやっている賜物なんですね!
以前の会社が年齢層が高かったこともあり、週7勉強してるとか絶対にないんですよね。そんな中自分は週7で勉強してるから、絶対周りの人より越えていけるっていう自信があったんですけど、PRUMだとみんなそうなんですよね。みんな土日もやっています。
── まさに切磋琢磨ですね!
ここの人すごいんですよ。slackを見てると、土日でも普通にみんなオンラインになってるんですよね。
自己学習とか、資格取得のための勉強だったり自己開発だったりとにかくすごいんです。怖いです(笑)
── それだけプログラミングをやっていて、感じるものはありますか?
とにかく楽しいですね。プログラミングで勉強することってめちゃくちゃいっぱいあるんですよね。それで自分が成長していってる感じがたまんないです。
1番は自分が作ったもので、デプロイして読み出せたタイミング、自分のスマホでURLを叩いて開けたタイミングがめちゃくちゃ達成感でたまらないです。
開発もマネージメントもできるエンジニアになりたい

── 最後になりますが、今後の目標やPRUMでやりたいことなどを聞かせてもらえますか?
長期的な目標で言うと、システム開発事業部長の石橋さんを目指していて、マネージャーとかプロジェクトリーダー、テックリードっていうところを目指していますね。
中期的なところで言えば受託開発のPMをやっていきたいです。
自分の理想のPM像は、開発もマネージメントもできる人なんです。マネージメントだけしかできないっていうのは、自分のPM像ではなくて、「全部できる人、1人で全部作れるよ」っていうところに憧れています。
成長意欲に比例した自己学習などの努力。週7でのプログラミングは傍目にみても驚きますが努力と思わず楽しんでやっている。そこがまさに爆速成長を遂げている理由なのでしょう。また、妥協せずに自分が楽しめる・成長できる環境を求めて貪欲に行動すること、すべて自分の手で切り開いてきた関さんがPRUMで中核として活躍するのはもう、すぐでしょう。