PRUMの2拠点目として新潟県佐渡島に新設されたPRUM佐渡オフィス。本記事では、代表岩本の佐渡オフィスへの想いと実績について紹介しています。
PRUM代表岩本が佐渡島進出を決めた理由
始めは、佐渡に進出している経営者仲間からいただいたお話がきっかけです。
佐渡島が企業を積極誘致していることを知り、元々地方進出も考えていたため視察に向かいました。
当時のシンプルな印象として、佐渡島はすごく良い所だと感じましたね。
東京と比べるともちろん田舎ですが、海や山はもちろん、おしゃれなカフェや大型家電量販店、ホームセンターにスーパーなど生活に困らない環境が揃っていて、意外と住みやすそうだなと思ったんですね。
現地の人たちの話を聞いても、若者がどんどんいなくなってしまうこの状態をなんとかしたいという生の声も聞きました。
ですが、同時にやはり島内だけでは何とも解決が難しいことも肌で感じました。そこで僕らの力を使ってなんとかしたいという気持ちも芽生えてきたのが本格的な地方進出を考えた始まりです。
あとは、役所の方をはじめとした島の方々が面白いんです。なんだかベンチャー企業の人みたいなんですよ。PRUMと一緒に手を組んでこういうことできませんかと提案をたくさんもらいました。そういう姿がすごく嬉しかったです。
島を盛り上げるためにどうしようか真剣に考えているのが伝わって来るので、僕らも協力して、一緒に佐渡を良いところにしていきたいという想いがさらに強くなっていったんです。
PRUMがきっかけとなり佐渡島の人口を増やす
まずは佐渡のペースでエンジニアとして確実に成長できる流れを作り上げていきます。
研修プログラムを卒業したメンバーは、本社と同じように受託開発案件や後輩の育成を行い、3年後には20名程の規模で本社に負けない開発拠点とすることが目標です。
また、将来的には佐渡の若者がもっと遊べる場を作るために、雇用環境だけでなく飲食店や施設を作ったりと様々な角度から魅力的な街づくりへのアプローチが出来ればと思っています。
東京では人を雇うことや就職のために引っ越しをしてもらうこと、またお店を出すことの難易度はそれほど高くないですが、離島である佐渡では全ての難易度が桁違いに高いです。
それが実現し、PRUMがきっかけで佐渡の人口が増えるということは大変喜ばしいことであり、社会への貢献としても大きなことだと思っています。
佐渡オフィスでの実績
PRUM佐渡オフィスでは、創設1年未満で島外からの移住で8名の雇用を創出することができました。元々、佐渡市からは一年間に一人ずつの雇用を生み出すことが理想といわれていたため、驚異的な数字です。
さらに全員が島外からの移住者であることは、人口減少が深刻な佐渡島にとてもよい影響を与えています。
そういった実績から、佐渡市のみならず新潟県からも評価をいただき、2022年3月、代表の岩本と人事の中村が新潟県の佐久間豊副知事を表敬訪問。
また、前日には新潟県の県議会議員、自民党議員のみなさん約30名に向けて優秀なエンジニア不足による日本のIT業界の今後、それを解決するPRUMの取り組みについて講演しました。
実績と今後の事業計画から、事務所移転等の補助をいただき、東京本社の2倍の広さの新オフィスを用意することができました。
佐渡島現地の施工業者に協力していただき、現在では広くて綺麗なオフィスが整っています。
